「Parts:DevBoard:NodeMCU-32S」の版間の差分

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2022年2月25日 (金) 13:27時点における版

メーカー Ai-Thinker
商社 HiLetgo
ボード名 NodeMCU-32S (ArduinoIDE設定有)
CPU Espressif ESP32-WROOM-32 240MHz
FLASH 4MB 80MHz
SRAM 512kB
Circuit Diagram EasyEDA
Datasheet Module:NodeMCU-32S_v1.pdf

 ※#ENにC1:1μFを追加する変更済な部分が

  HiLetgo製の回路とは異なります。

CPU:esp32-wroom-32_datasheet_en.pdf

販売店 日本:Amazon \1168

中国:Aliexpress \523-805

Pin Function

ESP32 Pin Function
Touch DAC SD_MMC 専用 ADC Name pin
HiLetgo NodeMCU-32S
NodeMCU-32S
pin Name ADC 専用 HS2 I2C
+3.3V VDD3V3 1 38 GND GND
Reset #EN 2 37 IO23 VSPID
Sensor_VP A1-0 SVP 3 36 IO22 VSPIWP SCL
Sensor_VN A1-3 SVN 4 35 U0TX UART_TXD
A1-6 IO34 5 34 U0RX UART_RXD
A1-7 IO35 6 33 IO21 VSPIHD SDA
T9 XTAL_32k_P A1-4 IO32 7 32 GND GND
T8 XTAL_32k_N A1-5 IO33 8 31 IO19 VSPIQ
DAC_1 A2-8 IO25 9 30 IO18 VSPICLK
DAC_2 A2-9 IO26 10 29 IO5 VSPICS0
T7 A2-7 IO27 11 28 IO17
T6 CLK HSPICLK A2-6 IO14 12 27 IO16
T5 DATA2 HSPIQ A2-5 IO12 13 26 IO4 A10 HSPIHD HS2_DATA1 T0
GND GND 14 25 IO0 A11 Boot T1
T4 DATA3 HSPID A2-4 IO13 15 24 IO2 A12 HSPIWP HS2_DATA0 T2
SPIHD SD2 16 23 IO15 A13 HSPICS0 HS2_CMD T3
SPIWP SD3 17 22 SD1 SPID
SPICS0 CMD 18 21 SD0 SPIQ
+5V VDD5V 19 20 CLK SPICLK

注意事項

下記端子は他の用途での使用は禁止。

・SPI:SCK=P18 / MOSI=P23 / MISO=P19

・I2C:SDA=P21 / SCL=P22

・指定用途以外で使用禁止:#EN / IO0 / U0TX / U0RX / SD1 / SD2 / SD3 / SD4


HiLetgo製NodeMCU-32Sは、EN端子~GND間に積層セラミックコンデンサ1μFを追加する必要があります。

・Ai-Thinker製ボードは上記データシートの通りに#ENに1μFが追加されており、この問題が対策されています。

・このコンデンサがあると、PCからプログラムを書き込んだ時にシリアル通信のDTR信号により自動的にENがLowになりResetされ、自動的に書き込みが開始されます。

・このコンデンサを付けなくても、プログラム書き込み時にENスイッチを約1秒押す事により正常に書き込みができます。


基本的な使い方

VSCodeでプログラムを作る場合でも、ArduinoIDEの機能を使うため、両方をインストールします。

Arduino IDEしか使わない場合にはVSCodeをインストールする必要はありません。

Arduino IDE

・Arduino IDEをダウンロード&インストール

   https://www.arduino.cc/en/software

・Arduino IDEの環境を設定

   "ファイル"→"環境設定"→""→"追加のボードマネージャのURL"にURLを追加

     https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json

   "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で検索して、"ESP32 / by Espressif Systems"をインストール

   "ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"で"NodeMCU-32S"を選択

   "ツール”→”シリアルポート"でボードのつながっているCOMポートを選択

・スケッチを何か書き込んで動作確認。

Visual Studio Code (VSCode)

・VSCodeをダウンロード&インストール

   https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/


・インストール

ESP-IDFをインストール (Espressif IoT Development Framework)
VSCode ESP-IDF install
VSCode ESP-IDF install
CPUモジュールのメーカーであるEspressifの

フレームワークは使用頻度が高いため、

インストールしておきます。

PlatformIOをインストール
VSCode PlatformIO install
VSCode PlatformIO install
PlatformIOはプロジェクトを作るのに必要なため

インストールしておきます。


PlatformIOをインストールするとウィンドウ下部

に家のマークのアイコンができ、そこをクリック

するとプロジェクトを作れるようになります。

Japanese Language Packをインストール
VSCode japanese install
VSCode japanese install
VSCodeを日本語表示にする場合にインストール

します。


英語のままでよければインストールする必要は

ありません。

・動作確認

PlatformIO Homeをクリック
VSCode NewPRJ-1
VSCode NewPRJ-1
PlatformIOをインストール済であればウィンドウ下部に家のマーク

のボタンができるので、そこをクリックします。

"+New Project"をクリック
VSCode NewPRJ-2
VSCode NewPRJ-2
Projectの設定を記入
VSCode NewPRJ-3
VSCode NewPRJ-3
Name   :プロジェクト名

Board   :DevBoard名(NodeMCU-32S)

Framework :Arduino Framework

Location  :Use default location

platformio.iniにデバッグコンソール(右下)の

通信速度を追記

"monitor_speed = 115200"

VSCode NewPRJ-4
VSCode NewPRJ-4
"platformio.ini"に記入するデバッグモニタとしての通信速度と

プログラム内で指定するシリアル通信速度を同じ値に合わせておくと、

書き込み直後からのシリアル受信データをデバッグウィンドウ内で

確認できます。

プログラムを記入し、Upload
VSCode NewPRJ-5
VSCode NewPRJ-5
#include <Arduino.h>

int i;

void setup() {

  Serial.begin(9600);

  Serial.println("--Start--");

}

void loop() {

  Serial.println(i++);

  delay(1000);

}





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