Meas:Oscilloscope:MSO5202D

提供: robot-jp wiki
2022年8月2日 (火) 10:11時点におけるTakashi (トーク | 投稿記録)による版
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MSO5202Dは2013年発売で、そろそろ内部の時計用電池が切れてると思いますが、

電池が内部の奥の方にあるため、交換しにくいんです。

そこで、交換方法をメモしておきます。

電池の交換方法
MSO5202D-0 remove cover.jpg 電源コードを抜いて、

プローブを外して、

USBケーブルを外して、

背面のネジ4本を外します。

MSO5202D-0 covered.jpg 下側の金属ケースにメインボードが

入っているので、そのケースを止めている

ネジ5本を外します。

この板金製のカバーはバリ取りをしてないので、手を切らない

ように注意。

MSO5202D-1 without battery.jpg カバーを外すと基板が2階建てになっています。
MSO5202D-2 battery.jpg 下側の基板の右奥のカドにボタン電池CR2025が

見えます。これを交換します。

MSO5202D-3 with cover.jpg 板金製のカバーを付ける前に、バリ取りをしておきましょう。

カッターの刃の背中側を当ててこすればバリを除去できます。

くれぐれも

 ①手を切らないように。

 ②削りカスが基板上に落ちないように。

バリが取れたら、絶縁テープ等でケーブルの当たる箇所を保護します。

これをやらないと摩擦でケーブルの被覆が破れるかも、という安心の

ためです。

MSO5202D-4 covered.jpg ケーブルを挟まないように慎重にカバーを取り付けます。

ネジを締める時はトルクをかけすぎないように。だいたい0.8Nmで。

MSO5202D-5 front.jpg ケーブル類を取り付け、電源を入れます。

ここで起動しない場合は何か大きな故障なのですぐにACコードを

抜いて、原因の確認です。

MSO5202D-6 time1.jpg 時計をセットして、電源をOFF→ONとやった後で時計を確認して、

時刻がリセットされてなければ完了です。