「Meas:Oscilloscope:MSO5202D」の版間の差分

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[http://www.hantek.com/m/productDetail/10 MSO5202D]は2013年発売で、そろそろ内部の時計用電池が切れてると思いますが、
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[http://www.hantek.com/m/productDetail/10 MSO5202D]:2013年製。
 
 
電池が内部の奥の方にあるため、交換しにくいんです。
 
 
 
そこで、交換方法をメモしておきます。
 
  
 
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|[[file:MSO5202D-0 remove cover.jpg|400px]]
 
|[[file:MSO5202D-0 remove cover.jpg|400px]]
|電源コードを抜いて、
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|電源コードを抜く。
  
プローブを外して、
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プローブを外す。
  
USBケーブルを外して、
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USBケーブルを外す。
  
背面のネジ4本を外します。
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背面のネジ4本を外す。
 
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|[[file:MSO5202D-0 covered.jpg|400px]]
 
|[[file:MSO5202D-0 covered.jpg|400px]]
|下側の金属ケースにメインボードが
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|下側の金属ケースを止めているネジ5本を外す。
 
 
入っているので、そのケースを止めている
 
 
 
ネジ5本を外します。
 
  
 
この板金製のカバーはバリ取りをしてないので、手を切らない
 
この板金製のカバーはバリ取りをしてないので、手を切らない
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|[[file:MSO5202D-1 without battery.jpg|400px]]
 
|[[file:MSO5202D-1 without battery.jpg|400px]]
|カバーを外すと基板が2階建てになっています。
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|カバーを外すと基板は2階建て。
 
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|[[file:MSO5202D-2 battery.jpg|400px]]
 
|[[file:MSO5202D-2 battery.jpg|400px]]
|下側の基板の右奥のカドにボタン電池CR2025が
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|下側の基板の右奥のカドにあるボタン電池CR2025を交換。
 
 
見えます。これを交換します。
 
 
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|[[file:MSO5202D-3 with cover.jpg|400px]]
 
|[[file:MSO5202D-3 with cover.jpg|400px]]
|板金製のカバーを付ける前に、バリ取りをしておきましょう。
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|板金製のカバーを付ける前に、バリを取ること。
  
カッターの刃の背中側を当ててこすればバリを除去できます。
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カッターの刃の背中側を当ててこすればバリを除去可。
  
 
くれぐれも
 
くれぐれも
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 ②削りカスが基板上に落ちないように。
 
 ②削りカスが基板上に落ちないように。
  
バリが取れたら、絶縁テープ等でケーブルの当たる箇所を保護します。
 
  
これをやらないと摩擦でケーブルの被覆が破れるかも、という安心の
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バリが取れたら、絶縁テープ等でケーブルの当たる箇所を保護。
  
ためです。
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これをやらないと摩擦でケーブルの被覆が破れる可能性あり。
 
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|ケーブルを挟まないように慎重にカバーを取り付けます。
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|ケーブルを挟まないように慎重にカバーを取り付ける。
  
ネジを締める時はトルクをかけすぎないように。だいたい0.8Nmで。
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ネジを締める時はトルクをかけすぎないように。約0.8Nm。
 
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|ケーブル類を取り付け、電源を入れます。
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|ケーブル類を取り付け、電源を入れる。
  
 
ここで起動しない場合は何か大きな故障なのですぐにACコードを
 
ここで起動しない場合は何か大きな故障なのですぐにACコードを
  
抜いて、原因の確認です。
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抜いて、原因の確認。
 
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|時計をセットして、電源をOFF→ONとやった後で時計を確認して、
 
|時計をセットして、電源をOFF→ONとやった後で時計を確認して、
  
時刻がリセットされてなければ完了です。
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時刻がリセットされてなければ完了。
 
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2024年1月2日 (火) 00:20時点における最新版

MSO5202D:2013年製。

電池の交換方法
MSO5202D-0 remove cover.jpg 電源コードを抜く。

プローブを外す。

USBケーブルを外す。

背面のネジ4本を外す。

MSO5202D-0 covered.jpg 下側の金属ケースを止めているネジ5本を外す。

この板金製のカバーはバリ取りをしてないので、手を切らない

ように注意。

MSO5202D-1 without battery.jpg カバーを外すと基板は2階建て。
MSO5202D-2 battery.jpg 下側の基板の右奥のカドにあるボタン電池CR2025を交換。
MSO5202D-3 with cover.jpg 板金製のカバーを付ける前に、バリを取ること。

カッターの刃の背中側を当ててこすればバリを除去可。

くれぐれも

 ①手を切らないように。

 ②削りカスが基板上に落ちないように。


バリが取れたら、絶縁テープ等でケーブルの当たる箇所を保護。

これをやらないと摩擦でケーブルの被覆が破れる可能性あり。

MSO5202D-4 covered.jpg ケーブルを挟まないように慎重にカバーを取り付ける。

ネジを締める時はトルクをかけすぎないように。約0.8Nm。

MSO5202D-5 front.jpg ケーブル類を取り付け、電源を入れる。

ここで起動しない場合は何か大きな故障なのですぐにACコードを

抜いて、原因の確認。

MSO5202D-6 time1.jpg 時計をセットして、電源をOFF→ONとやった後で時計を確認して、

時刻がリセットされてなければ完了。


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