「App:IDE:Arduino IDE」の版間の差分
(→インストール) |
|||
42行目: | 42行目: | ||
=== VSCodeを使う場合 === | === VSCodeを使う場合 === | ||
− | Windows | + | Windows Storeからインストールすると、Arduino IDEのインストール先フォルダがセキュアフォルダ内になります。 |
:C:\Program Files\WindowsApps\AndroidLLC | :C:\Program Files\WindowsApps\AndroidLLC | ||
VSCodeを使う場合このフォルダにアクセスする事があります。 | VSCodeを使う場合このフォルダにアクセスする事があります。 | ||
− | + | しかし、セキュリティーの問題によりこのフォルダ "WindowsApps” の内側のファイルに容易にアクセスできず、エラーになります。 | |
− | + | 解決する手段が面倒なため、VSCodeを使う場合には、Windows Store版 Arduino IDEのインストールはお勧めしません。 | |
必ず [https://www.arduino.cc/en/software Arduino.cc] から Arduino IDE をダウンロードした最新のファイルをインストールして下さい。 | 必ず [https://www.arduino.cc/en/software Arduino.cc] から Arduino IDE をダウンロードした最新のファイルをインストールして下さい。 | ||
66行目: | 66行目: | ||
|} | |} | ||
上記の空のプログラムでもエラーが出る場合、 | 上記の空のプログラムでもエラーが出る場合、 | ||
− | 次の手順でArduino | + | 次の手順でArduino IDEとデータフォルダを全て消してから再インストールします。 |
:{| class="wikitable" | :{| class="wikitable" | ||
!手順(上から順に実施) | !手順(上から順に実施) | ||
!Arduino.ccからのダウンロード版 | !Arduino.ccからのダウンロード版 | ||
!Windows Store版 | !Windows Store版 | ||
− | |||
|- | |- | ||
− | | | + | |'''スケッチブックの保存場所'''のフォルダを全て消してから |
− | + | 再インストールするため、その準備として、そこに入って | |
− | + | いる必要なファイルを全て別の場所にコピーして消えない | |
+ | ように保存する。 | ||
− | + | '''スケッチブックの保存場所'''のフォルダはArduino IDEで確認すること。<blockquote>Arduino IDEで"ファイル"→"環境設定"(右を参照)</blockquote> | |
|Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino" | |Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino" | ||
|Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData" | |Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData" | ||
− | |||
|+ | |+ | ||
− | |Arduino | + | |Arduino IDEを'''アンインストール''' |
− | |||
| | | | ||
| | | | ||
92行目: | 90行目: | ||
|Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino | |Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino | ||
|Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData | |Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData | ||
− | |||
|- | |- | ||
|データフォルダを消す。 | |データフォルダを消す。 | ||
|C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Arduino15 | |C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Arduino15 | ||
|C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData\packages | |C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData\packages | ||
− | |||
|} | |} | ||
2022年3月12日 (土) 22:28時点における版
インストール
・Arduino IDEをダウンロード&インストール (Windows10)
https://www.arduino.cc/en/software
・Arduino IDEの環境を設定
"ファイル"→"環境設定"→""→"追加のボードマネージャのURL"にURLを追加
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
"ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で検索して、"ESP32 / by Espressif Systems"をインストール
"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"で"NodeMCU-32S"を選択
"ツール”→”シリアルポート"でボードのつながっているCOMポートを選択
・スケッチを何か書き込んで動作確認。
#include <Arduino.h> int i;
void setup() {
- Serial.begin(9600);
- Serial.println("--Start--");
}
void loop() {
- Serial.println(i++);
- delay(1000);
}
注意事項
VSCodeを使う場合
Windows Storeからインストールすると、Arduino IDEのインストール先フォルダがセキュアフォルダ内になります。
- C:\Program Files\WindowsApps\AndroidLLC
VSCodeを使う場合このフォルダにアクセスする事があります。
しかし、セキュリティーの問題によりこのフォルダ "WindowsApps” の内側のファイルに容易にアクセスできず、エラーになります。
解決する手段が面倒なため、VSCodeを使う場合には、Windows Store版 Arduino IDEのインストールはお勧めしません。
必ず Arduino.cc から Arduino IDE をダウンロードした最新のファイルをインストールして下さい。
Arduino IDEを使用中にコンパイルエラーが連発する時の対処法
空のプログラムをコンパイルさせてみて、それでもエラーが出るようであればアプリの故障です。
空のプログラム void setup() { }
void loop() {
}
上記の空のプログラムでもエラーが出る場合、 次の手順でArduino IDEとデータフォルダを全て消してから再インストールします。
手順(上から順に実施) Arduino.ccからのダウンロード版 Windows Store版 スケッチブックの保存場所のフォルダを全て消してから 再インストールするため、その準備として、そこに入って
いる必要なファイルを全て別の場所にコピーして消えない
ように保存する。
スケッチブックの保存場所のフォルダはArduino IDEで確認すること。Arduino IDEで"ファイル"→"環境設定"(右を参照)
Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino" Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData" Arduino IDEをアンインストール 上記スケッチブックの保存場所のフォルダを消す。 Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData データフォルダを消す。 C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Arduino15 C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData\packages
※Max,Linuxの対処法は Arduino.cc に記載されています。