「App:IDE:Arduino IDE」の版間の差分

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・Arduino IDEをダウンロード&インストール (Windows10)
 
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【Arduino Uno】
  
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  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→"Arduino AVR Boards"→”Arduino Uno"
  
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【Arduino Nano】
  
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  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"Every"を検索して、"Arduino AVR Boards"をインストール
  
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  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→"Arduino AVR Boards"→”Arduino Nano"
  
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【Arduino Nano Every】
  
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  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"Every"を検索して、"Arduino AVR Boards"をインストール
  
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  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→"Arduino AVR Boards"→”Arduino Nano Every"で開発ボードの名前をを選択
  
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【8266】
  
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  "ファイル"→"環境設定"→"追加のボードマネージャのURL"にURLを追加
  
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    http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
  
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  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"8266"を検索して、"esp8266 by ESP8266 Community"をインストール
  
     "ツール”→"ボード""ボードマネージャ"で"8266"を検索して、"esp8266 by ESP8266 Community"をインストール
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  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"→”Generic ESP8266 Module"
  
     開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"→”Generic ESP8266 Module"
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【ESP32】
  
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  "ファイル"→"環境設定"→"追加のボードマネージャのURL"にURLを追加
  
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    https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json  ※URLは[https://playground.arduino.cc/Main/ArduinoOnOtherAtmelChips/ ここ]で検索
  
       https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json  ※URLは[https://playground.arduino.cc/Main/ArduinoOnOtherAtmelChips/ ここ]で検索
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  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"ESP32"を検索して、"ESP32 / by Espressif Systems"をインストール
  
     "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"ESP32"を検索して、"ESP32 / by Espressif Systems"をインストール
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  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"→ボード名(下記)
 
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     開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"→ボード名(下記)
 
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   "ツール”→”シリアルポート"でボードのつながっているCOMポートを選択
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・スケッチを何か書き込んで動作確認。
 
・スケッチを何か書き込んで動作確認。
 
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  ※VSCodeを使う可能性がある場合、先頭に "#include <Arduino.h>"を入れておく。
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※VSCodeを使う可能性がある場合、先頭に "#include <Arduino.h>"を入れておく。
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"ツール"→"シリアルポート"→それっぽいCOMポートを選択
 
::"ツール"→"シリアルモニタ"→一番下で"9600bps"を選択
 
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::1秒毎に数字が表示されれば動作確認完了。
 
::1秒毎に数字が表示されれば動作確認完了。

2022年5月29日 (日) 18:18時点における版

インストール

・Arduino IDEをダウンロード&インストール (Windows10)

https://www.arduino.cc/en/software

・Arduino IDEの環境を設定

【Arduino Uno】

  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→"Arduino AVR Boards"→”Arduino Uno"

【Arduino Nano】

  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"Every"を検索して、"Arduino AVR Boards"をインストール

  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→"Arduino AVR Boards"→”Arduino Nano"

【Arduino Nano Every】

  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"Every"を検索して、"Arduino AVR Boards"をインストール

  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→"Arduino AVR Boards"→”Arduino Nano Every"で開発ボードの名前をを選択

【8266】

  "ファイル"→"環境設定"→"追加のボードマネージャのURL"にURLを追加

    http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json

  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"8266"を検索して、"esp8266 by ESP8266 Community"をインストール

  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"→”Generic ESP8266 Module"

【ESP32】

  "ファイル"→"環境設定"→"追加のボードマネージャのURL"にURLを追加

    https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json  ※URLはここで検索

  "ツール”→"ボード"→"ボードマネージャ"で"ESP32"を検索して、"ESP32 / by Espressif Systems"をインストール

  開発ボードの名前をを選択:"ツール”→"ボード"→”ESP32 Arduino"→ボード名(下記)

メーカー ボード名 img Arduino IDE 設定 ボード名 補足
Expressif ESP-DevBoardC-32D ESP32-DevKitC-32D-icon.jpg ESP32 Dev Module 困った時はコレにしておけば大抵動く
HiLetgo NodeMCU-32S NodeMCU-32S-icon.jpg NodeMCU-32S

"ツール”→”シリアルポート"でボードのつながっているCOMポートを選択


・スケッチを何か書き込んで動作確認。

※VSCodeを使う可能性がある場合、先頭に "#include <Arduino.h>"を入れておく。

#include <Arduino.h>

int i;

void setup() {

Serial.begin(9600);
Serial.println("--Start--");

}

void loop() {

Serial.println(i++);
delay(1000);

}

"ツール"→"シリアルポート"→それっぽいCOMポートを選択
"ツール"→"シリアルモニタ"→一番下で"9600bps"を選択
1秒毎に数字が表示されれば動作確認完了。

注意事項

VSCodeを使う場合の Arduino IDE の選び方

Windows Storeからインストールすると、Arduino IDEのインストール先フォルダがセキュアフォルダ内になります。

C:\Program Files\WindowsApps\AndroidLLC

VSCodeを使う場合このフォルダにアクセスする事があります。

しかし、セキュリティーの問題によりこのフォルダ "WindowsApps” の内側のファイルに容易にアクセスできず、エラーになります。

解決する手段が面倒なため、VSCodeを使う場合には、Windows Store版 Arduino IDEのインストールはお勧めしません。

必ず Arduino.cc から Arduino IDE をダウンロードした最新のファイルをインストールして下さい。

Arduino IDEでコンパイルエラーが連発する時

空のプログラムをコンパイルさせてみて、それでもエラーが出るようであればアプリの故障です。

空のプログラム
#include <Arduino.h>

void setup() { }

void loop() {

}

上記の空のプログラムでもエラーが出る場合、 次の手順でArduino IDEとデータフォルダを全て消してから再インストールします。

手順(上から順に実施) Arduino.ccからのダウンロード版 Windows Store版
スケッチブックの保存場所のフォルダを全て消してから

再インストールするため、その準備として、そこに入って

いる必要なファイルを全て別の場所にコピーして消えない

ように保存する。

スケッチブックの保存場所のフォルダはArduino IDEで確認すること。

Arduino IDEで"ファイル"→"環境設定"(右を参照)

Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino" Default:"C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData"
Arduino IDEをアンインストール
上記スケッチブックの保存場所のフォルダを消す。 Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Arduino Default:C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData
データフォルダを消す。 C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Arduino15 C:\Users\(ユーザー名)\Documents\ArduinoData\packages

※Mac,Linuxの対処法は Arduino.cc に記載されています。

Arduino IDEから書き込み中に "スケッチの書き込み中にエラーが発生しました" と表示される時

IDEのエラー表示 Connecting........_____....._____....._____....._____....._____....._____.....____

スケッチの書き込み中にエラーが発生しました

A fatal error occurred: Failed to connect to ESP32:

Timed out waiting for packet header

原因 USBドライバのトラブル。 CLK/TXD1/RXD1に何かがつながっている。
対策方法 1. USBシリアルを抜き差しして再書き込みしてみる。

2. USBを差し込むPCのポート(差込口)を別の所にしてみる。

CLK/TXD1/RXD1はOPEN又は意図した使い方にする。

【ESP32】Arduino IDEから書き込みまで完了するのに起動しない、EN SWを押すと起動する場合

IDEのエラー表示 なし
原因 起動時にIO0がPullDown/Low入力になっている。
対策方法 起動時にIO0がPullUp又はOPENにする。(Defaultで起動中に内部pull-upがONになる)


その他、こまかい事

"ファイル"→"開く" フォルダ内の"~.h"を開こうとしても"~.ino"が勝手にひらかれる
原因
対策方法 なし

Program Language:Arduino


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