「試作工程メモ:機能試作」の版間の差分
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|その大きさに近い基板を購入する。 | |その大きさに近い基板を購入する。 | ||
最終形のイメージがあれば、それに近い方がいい。 | 最終形のイメージがあれば、それに近い方がいい。 | ||
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+ | ケースに入れる場合にはケースも入手し、ケースへの固定や操作方法をイメージしておく。 | ||
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|[[file:Make testPCB step3.jpg]] | |[[file:Make testPCB step3.jpg]] | ||
[[file:Make testPCB step4.jpg]] | [[file:Make testPCB step4.jpg]] | ||
− | | | + | |実際にPCBの上に部品を並べて配置を確認する。 |
− | + | ----'''配置のポイント''' | |
− | * | + | * 上下に重なる部品も載せて、立体的に干渉しない事を確認する。 |
* 全ての部品への電源供給経路に長すぎる部分がないようにする。 | * 全ての部品への電源供給経路に長すぎる部分がないようにする。 | ||
* 通信する各部品同士の距離が遠すぎないようにする。 | * 通信する各部品同士の距離が遠すぎないようにする。 | ||
− | * | + | * センサやアンテナが正常に機能できる配置にする。 |
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|[[file:Make testPCB step5.jpg]] | |[[file:Make testPCB step5.jpg]] | ||
− | | | + | |配線はインピーダンスを下げる必要がある所から順に配線していく。 |
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# GND線 | # GND線 | ||
# それ以外の電源線 | # それ以外の電源線 | ||
# 電源を制御する信号線 | # 電源を制御する信号線 | ||
+ | # 差動信号 | ||
+ | # 残りの通信・制御線 | ||
+ | ----'''配線のポイント''' | ||
+ | |||
+ | GND | ||
+ | * GNDは信号の電流が戻る経路となるため、通信する2部品間をなるべく直線的に接続する。 | ||
+ | * GNDはできるだけすずメッキ軟銅線(ex.φ0.6mm)を使い識別しやすいようにする。 | ||
+ | * オシロスコープのGND側(ワニグチ)を付けやすいように基板のエッジにGND線を付ける。 | ||
− | + | 電源線 | |
− | + | * わかりやすいように電源電圧毎に色分けする。(例 +5V:赤、+3.3V:オレンジ) | |
+ | * 信号線より太い電線を使う。(例 AWG20~24) | ||
− | + | 通信線 | |
− | + | * わかりやすいように、機能毎に色分けする。 | |
+ | * 取り回しやすいように、細い線を使う。(例 AWG30、ジュンフロン) | ||
+ | * 差動信号は極力並行に取り廻す。 | ||
+ | * 振動で断線の可能性がある場合にはホットメルトで固定する。 | ||
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