「App:IDE:Visual Studio Code」の版間の差分

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==プログラムを作る上でのArduino IDEと違う点==
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==動作確認==
 
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簡単なプログラムで試しに動作確認をします。
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VSCodeは汎用のEditorであるため、Arduino言語を使うためには追加のヘッダを取り込む必要があります。
 
VSCodeは汎用のEditorであるため、Arduino言語を使うためには追加のヘッダを取り込む必要があります。
  

2022年6月16日 (木) 17:24時点における版

Arduino IDEをインストール

※Arduino IDEの機能を使うためインストール済である必要があります。

VSCodeをダウンロード&インストール (Windows10)

ダウンロード

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/


インストール

ESP-IDF をインストール (Espressif IoT Development Framework)
VSCode ESP-IDF install
VSCode ESP-IDF install
CPUモジュールのメーカーであるEspressifの

フレームワークは使用頻度が高いため、

インストールしておきます。

PlatformIO をインストール
VSCode PlatformIO install
VSCode PlatformIO install
PlatformIOはプロジェクトを作るのに必要なため

インストールしておきます。


PlatformIOをインストールするとウィンドウ下部

に家のマークのアイコンができ、そこをクリック

するとプロジェクトを作れるようになります。

Japanese Language Pack をインストール
VSCode japanese install
VSCode japanese install
VSCodeを日本語表示にする場合にインストール

します。


英語のままでよければインストールする必要は

ありません。

Arduino for Visual Studio Code をインストール
VSCode Aduino install
VSCode Aduino install
Arduino スケッチの開発~デバッグのための機能一式。


インストールする前に、Arduino IDEまたはArduino CLIの

いずれかがインストール済である必要があります。

設定変更

Arduino Path
VSCode Set-1
VSCode Set-1
VSCode Set-2
VSCode Set-2
"C:\Program Files (x86)\Arduino"
Intelli sense engine
VSCode Set-3
VSCode Set-3
Tag Perserに設定
文字化け対策
utils.js
utils.js



VSCoreが起動したままの状態で

C:\Users\(ユーザー名)\.vscode\extensions\vsciot-vscode.vscode-arduino-0.4.11\out\src\common\util.js

をダブルクリックしてVSCoreで開く。



utils.js-2
utils.js-2


210行目辺りの次の部分をコメントアウトする。

 //codepage = chcp.toString().split(":").pop().trim();


これで解決するはずだけど、ダメなら205~218行の範囲を全てコメントアウトする。


終わったらCTRL+Sで保存する。

参考HP1:1行だけコメントアウト

参考HP2:範囲でコメントアウト

動作確認手順

PlatformIO Homeをクリック
VSCode NewPRJ-1
VSCode NewPRJ-1
PlatformIOをインストール済であればウィンドウ下部に家のマーク

のボタンができるので、そこをクリックします。

"+New Project"をクリック
VSCode NewPRJ-2
VSCode NewPRJ-2
Projectの設定を記入
VSCode NewPRJ-3
VSCode NewPRJ-3
Name   :プロジェクト名

Board   :DevBoard名(NodeMCU-32S / ESP32 Dev Module)

Framework :Arduino Framework

Location  :[✓]Use default location

platformio.iniにデバッグコンソールの

通信速度を追記

"monitor_speed = 115200"

VSCode NewPRJ-4
VSCode NewPRJ-4
"platformio.ini"に記入するデバッグモニタとしての通信速度と

プログラム内で指定するシリアル通信速度を同じ値に合わせておくと、

書き込み直後からのシリアル受信データをデバッグウィンドウ内で

確認できます。


フォルダ一覧(EXPLORER)が出てない時に表示する方法:

CTRL+SHIFT+E

又は、"表示(View)"→"Explorer"

プログラムを記入し、Upload
VSCode NewPRJ-5
VSCode NewPRJ-5
#include <Arduino.h>

int i;

void setup() {

  Serial.begin(9600);

  Serial.println("--Start--");

}

void loop() {

  Serial.println(i++);

  delay(1000);

}

動作確認

簡単なプログラムで試しに動作確認をします。

VSCodeは汎用のEditorであるため、Arduino言語を使うためには追加のヘッダを取り込む必要があります。

おまじない的に常に先頭に"#include <Arduino.h>"を追加しておけば無難です。

#include <Arduino.h>

int i;

void setup() {

Serial.begin(9600);
Serial.println("--Start--");

}

void loop() {

Serial.println(i++);
delay(1000);

}

補足

設定やライブラリはArduino IDEの設定が引き継がれます。(VSCode上でもライブラリの追加は可能)

チュートリアル

https://youtu.be/GRpDbe4vGuE



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